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沖縄では「味噌汁」で腹一杯まちがいなし?

沖縄の食堂に入ると、よく「味噌汁」というメニューがある。定食などの付け合わせではなく、独立したメニューとして「味噌汁」があって、しかも一品料理のようないい値段とくれば、「?」と首をかしげてしまう。だが、沖縄では、メニューのなかに「味噌汁」があるのも、料理のような値段がするのもあたりまえ。それもそのはずで、「味噌汁」は、これ一品で満腹するれっきとした料理なのである。沖縄の「味噌汁」は、「みそしる」ではなくて「みそじる」。肉や豆腐やタマゴ、カマボコ、野菜などを、トンコツとカツオのダシと味噌で煮込み、丼になみなみと注いだ煮込み料理なのである。料理に時間をかけるゆとりのない農村や漁村で、朝まとめて大鍋につくったものを、昼も夜も食べたのが、この料理の始まりだといわれている。食堂で「味噌汁」を注文すると、この味噌汁に、たいがいご飯がセットになって出てくる。これだけでれっきとした一食分のセットメニューなのだ。だから、沖縄の食堂で、「ご飯」と「味噌汁」とおかずになりそうな単品料理を注文したら、二人前のご飯とおかずのボリュームに圧倒されることになる。もし、「ご飯」「味噌汁」「おかず」という組み合わせで注文したら、もっとすごいことになる。「おかず」というのは、近ごろではあまり見かけないらしいが、かつてはよくあったメニューで、煮付けか何かの料理にご飯とふつうの味噌汁がついた定食のようなもの。これに「味噌汁」と「ご飯」を合わせて注文したために、三人前のご飯に二人前の味噌汁、さらにおかずで、ボーゼンとすることになるのである。沖縄旅行の際は、お腹一杯「味噌汁」を食べてもらいたい。

夕日ヶ浦温泉が注目を集めている

環境省自然保護課の調査によれば、二〇〇〇年度の温泉利用者数(延べ人数)は約一億三七〇〇万人。前年に比べ約二一五万人も増えている。日本の人口を一億二〇〇〇万人とすると、赤ちゃんも含めて年に一回は温泉につかっている計算になる。温泉利用者人口の増加にともなって、温泉の数も急激に増えつつある。もともと日本は世界でも有数の火山大国。どこから温泉が湧き出しても不思議ではない。温泉地がどれほど増えているか。大正一二(一九二三)年当時の内務省が調べた日本の温泉(鉱泉)地総数は九四六ヵ所だった。一道三府(北海道、東京府、大阪府、京都府)四三県のうち、もっとも温泉地が多かったのは、長野県の一一四ヵ所、もっとも少なかったのは香川県の一ヵ所。ちなみに、京都府、滋賀県、沖縄県の一府二県には、まったく温泉地がなかった。ところが時代が昭和、平成と移り変わり、二〇〇〇年度の全国の温泉地数は、二九八八ヵ所まで増えている。この間、約三倍になっているのだ。一九九九年度と比べても、九五ヵ所も増えているほどだ。また、まったく温泉地がなかった京都府には三四ヵ所、滋賀県には二〇ヵ所、沖縄県には四ヵ所と、温泉地が新しく誕生している。現在、温泉地がもっとも多いのは北海道で、一九二もの温泉地がある。このように数ある温泉の中、近年夕日ヶ浦温泉が注目を集めている。

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